2022年12月にオープンした宜野湾市我如古にある中華飯店「泰林」でランチしてきました。
もともと中城村南上原にあった坦々亭(2022年11月閉業)のキッチンで働いていた方が独立し新規開店されたお店のようで、坦々亭のチャーハンの味を引き継いでおられるとの噂だったので食べてきました。
(結論、噂どおり美味しかった!)
泰林炒飯は卵たっぷりでふわふわ食感
炒飯メニューは「泰林炒飯」と「海老炒飯」の2種類あり、今回は「泰林炒飯」を注文。
着丼して驚いたのが卵の量の多さ!食べるとふわふわした卵の食感と少し揚げ気味になるまで炒められた米のパラパラ食感。そしてたくさんの叉焼が刻まれて混ざっているのですが、これが豚肉のはずなのにまるで蒸し鶏のような柔らさでホロホロになっているのです。
肝心の味は噂どおり坦々亭のそれと似た味で、まさに泰林は坦々亭の再来!なのですが、もう閉業した過去の店の事は忘れて、これからは泰林の味として私達の胃袋を満たし続けてほしいですね。
そうそう、泰林の炒飯にはグリーンピースが入っていないのは良いと思いました!(坦々亭の炒飯にはグリーンピースが入っていたので)
炒飯に使用されている叉焼は坦々亭とは違って赤いものではありませんが、見た目は違っても味は同じ。泰林の店主さんには再びこの炒飯を食べさせてもらえた事に感謝しなければなりませんね。
五目あんかけやきそばは麺のパリパリ感が最高
次に到着したのは「五目あんかけやきそば」。具だくさんの五目あんの下にはパリパリに焼き上げられた中華麺が隠れていて、麺をほぐしながらあんと絡める作業がとても楽しい!
その味はというと、やはり坦々亭の同メニューそのもの。味に満足するまでパリパリと食べ進めたあとは卓上調味の酢を少しだけ混ぜて味変。中華風味にさっぱりとした酸味が加わることで味の輪郭がはっきりして食欲が増進します。この食べ方オススメ!
炒飯も、五目あんかけやきそばも、銘店「坦々亭」と同じ味付けと食感が引き継がれていて、ふたたびこの味に出会えるとは感涙の思い!泰林には末永くこの味を続けてほしいものです。
春巻きも食べたよ!
やはり、というか嬉しいというか、春巻きもあの味が引き継がれています。坦々亭の春巻きは隠れファンが多くいるメニューの一つでしたからね。
この泰林の春巻きも外の皮が弾け飛ぶほどにパリパリで香ばしく、中は干し椎茸の出汁の甘みなのかトロトロした甘い具が入っていて、これに醤油と練り辛子をつけていただきます。食べる時に皮がまわりに砕け散ることは気にしてはいけません。
泰林のメニュー
そのほか、中華飯店泰林は「昼メニュー」と「夜メニュー」がありました。
テーブルに用意された調味料
5種類の調味料が準備されています。
- 醤油
- 酢
- 辣油
- 一味唐辛子
- 白胡椒
餃子の酢醤油やラーメンの味変などに活用できそうですね。個人的には黒酢や豆板醤などもあると嬉しいなと思いました。
店内のようす
テーブル席が3セットと、カウンター席が5人ほど。店内はあまり広くはありません。
ランチタイムに訪れましたがカウンター席を含め開店してすぐに満席になっていましたので、競争率はかなり高めです。テイクアウトの注文でさえ1時間待ちになるほどでした。
また厨房は1人で対応されていて、注文を1個ずつ丁寧に作られています。なので複数名でお店に行っても食事が同時に出されることは無さそうなので、1品ずつみんなで分けながら食べるいわゆる「合食」の中華スタイルで楽しむと良いかもしれません。
泰林の駐車場はすこし分かりにくい場所
店舗前に駐車できる1台ぶんのスペース以外にも、店舗から少し離れた場所に4台ぶんが確保されています。必ず決められた駐車スペースに停めましょう!
駐車違反で周辺住民などに迷惑がかかると店舗の存続にも大きく影響してきます。今まで駐車問題のせいでどれだけの銘店が廃業に追い込まれてきたことか…。
銘店の味を引き継いでくれた泰林。みんなで大切にしたいですね!