蛹化間近のニジイロクワガタ幼虫を菌糸瓶からマットに移動

ニジイロクワガタの幼虫を昆虫マットに移す 飼育
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ニジイロクワガタの幼虫を育てています

我が家にはニジイロクワガタの幼虫がいます。とある昆虫イベントの参加景品として長男がもらってきたもので、ウチに来てもう6ヶ月ほど経過しました。
迎え入れたときは1cmほどの大きさで弱々しいものでしたが、菌糸瓶の中でいつの間にか大きく成長し今では伸びると7cmほどにまで成長しています。

菌糸瓶の中で育てているニジイロクワガタの幼虫

菌糸瓶の中で育てているニジイロクワガタの幼虫

6ヶ月ほどずっとヒラタケの菌糸瓶で育てていたのですが、最近になって菌糸瓶の中でキノコが生え始め、内部に水滴が貯まるなどの状態になってきました。

菌糸瓶の中でキノコが育ってきた

菌糸瓶の中でキノコが育ってきた

ときどき菌糸瓶の外からニジイロクワガタの幼虫が見えるのですが、体制をまっすぐにして体のまわりにスペースを作るような動きを見せるようになってきました。
もしかして、これってサナギになろうとしている?

もしもこの菌糸瓶で蛹室を作った場合、蛹室の中にキノコが生えはじめ、サナギを圧迫して変形させてしまう事が考えられます。また過度な水滴によってサナギが死んでしまうかもしれません。そこで幼虫を昆虫マットに移動させることを決意しました。

菌糸瓶からニジイロクワガタの幼虫を掘り出す

幼虫が菌糸瓶の外から見えている状態のときを狙い、スプーンやナイフで菌糸瓶の中を少しずつ掘ってゆきます。絶対に幼虫を傷付けてはいけないので慎重に作業を進めてゆきます。
外から見ると白い菌糸瓶ですが、中を掘ると茶色い部分が目立ってきます。食痕や糞などが混ざっているのでしょう。

菌糸瓶の中は茶色く変色。食痕と糞が混ざっているのでしょう

菌糸瓶の中は茶色く変色。食痕と糞が混ざっているのでしょう

そして掘り出した幼虫を昆虫マットを入れた飼育ケースに移動。
これでしばらく様子を見ましょう。

ニジイロクワガタの幼虫を昆虫マットに移す

ニジイロクワガタの幼虫を昆虫マットに移す

昆虫イベントでもらってきたこの幼虫ですが、最近イベント主催者とお話したところ兄弟たちは既にサナギになっているとの事で、しかしオスに限ってはサナギになるのがメスと比較して遅いとの事。
なのでウチの子はオスの可能性が高いという事。これは羽化が楽しみです!
どこかで嫁さんを探して繁殖させてみるのも面白いかもしれませんね。

ニジイロクワガタは成虫になってから最長で2年ほど生きてくれるようで、ここ沖縄では特に温度管理は必要ないでしょうから難なく越冬させることができるでしょう。
ほかにも我が家にはオキナワカブトの幼虫を5匹育てていますので、またいつか紹介したいと思います。

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