カオソーイ屋が旨い理由
那覇市栄町にある、その名も「カオソーイ屋」。ここのカオソーイが旨いのには納得の理由があります。
店主はタイに8年間住んだことがあるようで、さらにはラーメン店で10年間の業務実績を持つというタイ&麺料理のエキスパート。そんなカオソーイの超人が作るのだからなるほど納得。
赤みがかったスープの中にパクチーがモリモリ乗っているのと、柔らかくなるまで煮込まれたドラムチキン、そしてカリッと揚げられた麺が見えています。
沖縄そばの生麺を使用したカオソーイ
ラーメン店や沖縄そば店では店舗によって麺の種類が違うのと同じように、カオソーイも店によって麺に特徴が出てくるようなのですが、ここカオソーイ屋は沖縄そばの生麺を使用されているとの事で形状は細平タイプの麺にこだわっているそう。
沖縄そばの「ゆで麺」ではなく「生麺」を使っていることがカオソーイ屋のこだわりのようで、沖縄そばの生麺はのど越しが良くつるつるした食感と歯ごたえが特徴的なのですが、このカオソーイにも生麺独特の固めの食感がとても良くマッチしています。ゆで麺と違い茹で時間は長め。
ハーブの香りがさわやかなスープ
タイ料理のレッドカレーとココナッツミルクをブレンドしたようなスープに鶏出汁が加わり、レモングラスとパクチーなどのハーブ類の香りが染み出した複雑性のある香りが面白い!このサラサラした食感のスープには一体何種類のハーブとスパイスが入っているのだろう。
麺を食べ終わったあとにご飯を入れる予定なので、スープを飲みすぎないように注意しなければ。
カオソーイのスープの辛さを選べる
スープの辛さレベルは1から3の段階で選べて、
1 が最も基本の辛さ。
2 は僕が食べた辛さレベルで、ココイチの3辛に相当します。
3 は未食ですが、恐らくココイチの5辛ほどの辛さを予想します。
スープにご飯を入れてカオソーイ雑炊
麺が大体無くなってきたらジャスミンライスを追加で注文します。
ジャスミンライスとはいわゆるタイ米で、僕たちが普段食べている米よりも細長くパラパラした食感と独特の香りが付いていることが特徴。長粒米とかインディカ米とも呼ばれていて泡盛の原料にもなっていますよね。
そしてジャスミンライスを投入したタイミングで、別皿で出てきた味変素材を入れることをオススメします。麺を食べてきた味から少し変化を加えてカオソーイ雑炊を楽しんでみました。
結論、カオソーイ屋は旨い
カオソーイのほかにも春巻きや水餃子、青菜炒め、チャーハンなどの気になるメニューがあったので再訪する必要ありと感じました。だってタイ料理好きだし美味しかったから。あと店内がとてもおしゃれで綺麗なんですよね。子育てが落ち着いたら夜も来たくなる感じ。
お子さん連れでの利用に対応した設備はなさそうなので、大人だけで来ることをオススメします。