無農薬タマネギのキロ単価は233円でした@ちゃんぷるー市場軽トラ市

イベント
イベント
Pocket

2018年3月17日・18日に開催された軽トラ市で、僕の畑で無農薬栽培したタマネギを出荷・店頭販売いたしました。
場所は沖縄市登川にあるファーマーズマーケット「ちゃんぷるー市場」。
結論として総重量約30kgの販売をおこない、売上は7,000円。キロ単価は233円という計算。や…安い…。
目標としてはキロ単価400円ほどに持ってゆきたかったので、ちょっと残念な気持ちです。

軽トラ市2018の販売風景

ちなみに、昨年(2017年)は出荷できる物がなかったので店頭販売のお手伝いだけをしましたが、その様子は過去のブログ記事に掲載しています。

タマネギ1個100円の値段設定では売れない

軽トラ市は2日間のイベントでしたが、僕自身が店頭に立っていたのは1日めの午前中だけ。
店番をしている間は、僕のタマネギはほとんど売れませんでした…。その理由は価格設定が高すぎたからでしょう。
僕以外にも、有機または慣行農法で栽培したタマネギを販売している方が数名いたのですが、彼らの価格設定は3個(約500g)で150円。
一方、僕のタマネギは1個(約250g)で100円。
農法によって味が変わるものじゃないですから、そりゃ大抵のひとは安いほうを買ってゆきますよね。これが市場の原理です。

無農薬タマネギ1個100円では売れなかった

タマネギ2個150円に変更したら売れた

2日めの昼ごろ、僕のタマネギがほとんどが売れずに残っていることを、店番をしている方からの連絡で知りました。
そして1個100円の値段設定を見直し、2個150円に変更するのはどうかとの提案をいただいたので、その値段で販売してもらえるようお願いしました。
2個150円ということは、グラムで計算すると他の方が出品しているタマネギと同じ価格設定です。
これが適正な価格なのかは判断できませんが、少なくとも僕が最初に設定した価格では、消費者は受け入れてくれなかったという現実があります。

ではどの市場にゆけば希望通りの価格で販売できるのか。どのコミュニティにゆけば僕の野菜が評価されるのか。
人や環境によって評価の基準はあいまいで、いろいろ試す余地があるからこそ農業って面白いんですよねー。

軽トラ市は今年も盛況でした

JAおきなわ青壮年部が主催した「まーさんフェアー2018 軽トラ市 畑人マルシェ」(タイトルちょっと長い)は今年も沢山のお客さんがお買い物に来てくれました。
近隣の住民や米軍嘉手納基地の関係者、そしてはるばる遠くからお友達も来てくれたことには感激しました。

183農園のカツノリさんが軽トラ市に遊びに来てくれました

読谷村でトルコキキョウのハウス栽培をしている183農園のカツノリさん。
僕と同じく半農半Xを実践している農業仲間です。

農業営業代行の新垣さんが軽トラ市に遊びに来てくれました

農業営業代行の新垣さん。有機栽培や無農薬の野菜を取り扱う「ミドリ株式会社」に所属されていて、僕が栽培する作物に関心を持ってくれている強い味方です。

また会場では、ラジオ番組「アイモコの音楽農園」の公開生放送があって、レポータの前徳比嘉さんが売り場まで遊びに来てくれて「お久しぶりー」と少しだけインタビューをしてくれました(笑)

みなさま、わざわざ遊びにきてくれて感謝です!

Pocket

タイトルとURLをコピーしました