ゴーヤーの受粉作業と雄花、雌花、オカマ花

就農準備・研修
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ゴーヤーは雄花と雌花に分かれて咲きます。
ビニールハウス内で育てていると、花粉を運んでくれる虫があまりいませんので、人工授粉をしてあげる必要があります。

ゴーヤーの雄花

これがゴーヤーの雄花。
中央の黄色い部分に花粉を持っています。

ゴーヤーの雌花

そしてこれが雌花。
中央の緑色の部分にめしべがあるんですね。

雄花をちぎり、おしべをめしべにこすり付けることで、人工受粉が完了します。

ゴーヤーの人工授粉

効率的にゴーヤーを実らせるために、人工授粉は大切な作業です。

しかし、ここで問題が発生しました。
先に述べたように、本来ゴーヤーは雄花と雌花に分かれて花が咲くハズなのですが、ちょっとこの写真を見てください。

おしべとめしべの両方を持つゴーヤーの花

よく見ると、おしべとめしべの両方を持つ花です。
ちょっと拡大してみるとよく分かります。

ゴーヤーのおかまちゃん

花の裏側を見てみると、雌花の特徴であるゴーヤーの赤ちゃんみたいなのが付いていますね。

おかまゴーヤーの裏側

雄花と雌花の両方の特徴を持つハイブリッドなゴーヤー。言うなればオカマちゃんです(笑)
しかしこの花は実にならないらしく、やがてポロッと落ちてしまう運命。なので見つけ次第ハサミで落としてあげましょう。
何だか悲しいけど仕方ありませんよね…。

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