シマナー(からし菜)を収獲しました。葉野菜としてではなく、種を収獲することを目的として育ててきた物です。
1月の寒い時期、畝の上にパラパラとばら蒔いただけのシマナーでしたが、約4ヶ月の栽培期間を経て立派なマスタードシードになりました。
黄色く咲いているシマナーの花。これは2016年3月31日の写真で、植付けから80日ほど経過したころの様子です。
播種してからこれまで成長する期間は、写真を撮り納めることを忘れていました。
違う方向から見ると見事に満開です。
これをさらに育てててゆくと…。
花は落ち、葉は散り、全身茶色に変色したシマナーは、枝の先に種を蓄えています。強く触ると房がはじけ、種が地面に飛び散ります。
これをやさしく収獲し、さらに自然乾燥させることでマスタードの原料として使えるようになり、また次のシーズンに播種することもできるのです。
今回収獲したシマナーの種は、秋蒔き用の種として保存しておくほか、自家用のマスタードとして家族のお腹においしく収まってゆく予定です。
いつか独立就農できたら、これを商品として販売してゆく予定ですので、お楽しみに!
播種から収獲までのスケジュールをまとめると、
2016/01/10 播種
2016/03/11 開花のはじまり
2016/03/31 花の満開を迎える
2016/04/13 花がすべて落ちた
2016/05/09 種子の収獲
といった流れで、播種から収獲まで約4ヶ月を要しました。
今回は寒い真冬に播種したので、初期の成長が遅かったと思っています。なので次回の秋蒔きの場合は、もう少し早く収獲できるかな?と予想していますが、やってみなけりゃ分かりませんよね。