アブラムシを水道水の噴霧で駆除。そしてカボチャの開花

葉が丸まったカボチャ。原因はアブラムシ 農作業記録
農作業記録
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カボチャの葉が丸くなるのはアブラムシが原因っぽい

先の記事で、カボチャの葉の裏にアブラムシが発生していることを確認していました。そしてアブラムシが発生している葉は、決まって丸く萎れています。最初は水不足なのかな?と思っていたのですが、アブラムシが分泌するベトベトの所為でこのような葉の症状が出ているっぽいのですね。
あ、この記事で言うカボチャは、金糸瓜。そうめんかぼちゃの事を指します。


もしご家庭でアブラムシが発生し手軽に農薬を使用したい場合は、ホームセンターで購入できる上記のような商品を使用するといいでしょう。アブラムシ以外に、葉を枯らせてしまうハダニにも効果があるようです。
※もちろん、当農園では農薬を一切使用していません。

葉が丸まったカボチャ。原因はアブラムシ

この葉を裏返すと、先の記事で紹介したようなアブラムシの群れが隠れていたのです。

無農薬でアブラムシを退治する方法。水道水

インターネットでアブラムシの駆除について調べてみると、牛乳やオリーブオイルを使う方法、納豆を使う方法など、色々な手段が紹介されます。そのどれもが、水で何倍にも薄めて噴霧器でアブラムシに直接噴霧するというもの。

僕が今回実施した方法は、難しいことは考えずに水道水だけをアブラムシに噴霧しながら、アブラムシを指で潰しつつ洗い流す方法です。この方法を取った理由は、ただアブラムシを駆除するだけではなく、葉面についたアブラムシのベトベト分泌物も洗い流したかったから。葉がベトベトのままだと気孔がふさがってしまい、呼吸や光合成に悪影響だろうと思ったからです。

蓄圧式噴霧器を購入。タカギGKS-4B

今まで噴霧器を持っていなかったのですが、以前から液肥の葉面散布などにも興味があったので、これを機会に近所のカインズホームで噴霧器を購入しました。蓄圧式とは、手でレバーをシュコシュコしてタンク内に空気をあつめ、ある程度の圧力が溜まったらホース先のトリガを握って気圧で噴霧するタイプのもの。1280円(税込)で購入しました。

タカギの蓄圧式噴霧器。GKS-4B

同型の商品がAmazonでも販売されていますが、実店舗のほうが安いです。
最近のインターネット通販は安さよりも利便性を売りにしていますからね。

これが水道水を噴霧している様子。
勢い良くシューッと霧が出ているのですが、この水圧ではアブラムシは落ちてくれませんでした。なので今回は指でつぶしながら洗い落とす方法をとったのです。
両手が塞がっているので作業中の写真は撮影できていません。

水道水を噴霧するタカギGKS-4B

ひととおりアブラムシを洗い流したら、その後ずっと再発することはありませんでした。考えられる理由としては、テントウムシの数が増えてきたことでしょうか。
最初のうちはアブラムシの増殖の勢いが強くカボチャの葉が負けていたのですが、水道水でアブラムシを駆除することでテントウムシの増殖のスピードとアブラムシの発生数とのバランスがうまく取れてきたのかも知れませんね。

カボチャ畑に発生したナナホシテントウ

年末年始でゴニョゴニョしているうちに、摘蕾しきれなかったカボチャが開花していました。緑一色の畝にポツンと黄色い花。とても目立ちます。

摘蕾しきれなかったカボチャが開花していた

この花を摘花し、よーく見ると雌花のよう。子房がぷっくりとしていました。
しかし周囲にはまだ雄花が咲いていないので、受粉作業はもう少し先になりそうです。

カボチャの雌花。金糸瓜

同じ頃、ヘアリーベッチも少し開花していました。ヘアリーベッチの成長記録って以外と誰も公開していないので、このブログにまとめておきたいと考えています。

ヘアリーベッチが少しだけ開花

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