シマナー(カラシナ)の採種とタイワンキドクガの幼虫

就農準備・研修
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シマナーの採種作業。
立ち枯れさせたシマナーを根本付近で切り取り、乾燥のためビニールハウス内に移動させます。
ちょっとした衝撃で種がこぼれ落ちてしまうので、ブルーシートの上に置く必要があるんですね。

立枯させたシマナを収穫

近くに寄ってみるとこんな感じ。

収穫したシマナのアップ

移動している最中に、そこかしこにこぼれ落ちた種。
いわゆるこれがマスタードシードなんだろうなー。食べると辛いのかなー。

シマナのこぼれた種

これを集めて、ゴミなどを取り除いて、そしてまた畑に植えてゆくことで、沖縄在来種のシマナーが受け継がれてゆくのですね。
現在販売されているシマナー(カラシナ)の種子は海外産ばかりらしいので、このような種の保存ってホント大切。

集められたシマナの種

このシマナーの収穫時、枝のあちらこちらにタイワンキドクガの幼虫が大量に発生していました。
タイワンキドクガの幼虫はつまり毛虫で、その毛に触れると皮膚炎を起こしてしまいます。
そしてまた、その毒針毛は風で舞いやすく、幼虫に直接触れていなくても毒針毛が皮膚に付くことがあるので、本来なら作業時には細心の注意必要なのですが…。

何も知らない僕は今回七分袖の薄着で作業し、案の定刺されちゃいました。
肌が露出していた手首・首まわりにブツブツが多くできたのですが、なぜか肌が完全に隠れている、太腿や胸などにも蕁麻疹のようなポツポツが発生しちゃいました。拒絶反応かしら?
かゆい…。
このかゆみは、1晩寝たぐらいでは治まらず、僕の場合は36時間ほど経過した頃にかゆみが治まってきました。

タイワンキドクガの幼虫の姿や、刺されたときの対処法などは、以下のURLに詳しく書かれています。
ご参考までに。
[PDF]タイワンキドクガによる皮ふ炎(PDF:288KB) – 沖縄県
http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/eiken/news/documents/28page2.pdf

あーかゆい!かゆい!

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