先日の台風9号は沖縄本島に上陸はしなかったものの、暴風雨により農作物に大きな影響を残してゆきました。
オクラ畑では暴風により木がなぎ倒され、葉は塩害により黒く変色し萎れてしまったのです。
その被害の模様と、オクラの立て直し作業について書きましょうね。
台風による暴風で吹き上げられた海水が、オクラの葉を黒く変色させます。
そして木の根元を見ると、根が露出しそうなほどの深さで穴が空いています。
暴風で木が揺さぶられて、土が掘れちゃったのでしょう。よく倒れずに踏ん張ってくれました。
しかし風に耐え切れず、倒れてしまうオクラたちもいます。
オクラは根が強いらしく、このように倒れても根本から起こしてあげる事で再び成長が始まるのだとか。
根本から起こし、ふたたび倒れないよう土で固定。また元気な姿を見せてくれますように。
上のオクラはまだ小さいので木を起こしただけですが、ある程度成長が進んでいるオクラについては「切り戻し」という処置をしてあげます。
木の先を切り戻されたオクラは根本に近い部分から脇芽が生え、そこからまた元気に成長してくれるのだとか。
このような状況でしばらくはオクラの収獲は無さそうなので、大好きなオクラ納豆ネバネバ丼はしばらくおあずけかも…。
この畑で一番生き生きとしていたのはアフリカマイマイ。
どうか弱りきったオクラ達をいじめないでくださいね。