単にニンニクと言っても、色々と種類(品種)があるのはご存知ですか?一般的には普通のにんにく、ジャンボにんにく、島にんにくが知られていますが、実はもっと細かく特徴などによって分けられているのです。
僕は今回、嘉定(カテイ)8片という品種を選択しました。
嘉定8片とは、その名のとおり1個のニンニク玉が8個の小玉に分かれているもので、数あるニンニクの中で原種に近いと言われているものなのです。
この「原種に近い」というキャッチコピーが僕の心を掴み離さなかったのですよね。
これがニンニク嘉定8片の種。種苗店から買ってきた種をボウルに出し、皮が固いものやつながっている物を丁寧に小分けします。家で作業しているのですが、部屋中ニンニクの匂いで頭がクラクラしてきます。
植え付けて3週間でここまで成長しました。発芽率はほぼ100%で、ニンニクの生命力を感じます。
別の角度から見た、植付1ヶ月のニンニク。株間は15cm、これを2条で植えています。
さらに1ヶ月が経過した、植付から約2ヶ月のニンニク嘉定。ここまで成長すると葉ニンニクとして美味しく食べられるのですが、まだまだ我慢して球根の成長を楽しみに待ちましょう。
先ほどのローアングル版。根本の茎が太く成長していますねー。ここに鶏糞堆肥のペレットを追肥しました。
どんどん大きくなって、大玉に成長してほしいですね。
収獲したニンニクはヒル酒として楽しみたいと考えています。
ヒル酒とは、ニンニクを泡盛で漬け込んで3ヶ月から半年寝かせた薬膳酒で、冷え性や風邪のひきはじめに効果があるとされています。
しかし匂いが強いので多く飲むことはできず、毎日少量ずつ舐めるように飲むことが推奨されているので、つまりは晩酌の正当化になるというワケですね。しめしめ。