ミントがビニールハウス内で盛々と育っています。
この中はミント特有のスーッとした香りが充満して居心地が良いのですが…、暑い!太陽が高くなるとビニールハウス内の気温が40度近くまで上昇するので、作業中はミントの香りなんて楽しんでも居られません。
茎の先端部分、葉が6枚ほど付いているものを収獲します。これは本土に輸送され、ケーキなどの飾り付けに使われるのだとか。
誰かの特別な日に出されるケーキなのかな?などと楽しげなシーンを想像しながら収獲してゆきます。
収獲したミントはすぐに萎れてしまうので、できるだけ太陽光に晒さず、霧吹きでマメに水をかけながらの作業です。
虫に強いと言われるハーブ類ですが、このミントには虫食いが発生しています。誰の仕業だろう?
見つけました。ヨトウムシです。
彼は以前ゴーヤー畑で大暴れし、収獲目前のゴーヤーに穴を開けまくったことがあるのですが、まさかミントも食べるとは…。
ヨトウムシは葉を大量に食べたあと、黒い糞を下に撒き散らします。なので、もし葉に小さく黒い粒が落ちていた場合はヨトウムシが発生しているサイン。しかし日中は葉の裏などに隠れているので見つけにくいのです。
ミントはアクが強いため、収獲で使用しているハサミの先端が黒くなってしまうほど。素手で作業した場合は手が真っ黒になってしまいますが、その代わりにしばらく手からミントの香りが楽しめますよ(笑)