牛糞の半熟堆肥4トンが届いたので撒く作業。そして気になる金額は

トラクターにローダを付けて堆肥を持ち上げる 就農準備・研修
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注文していた牛糞の半熟堆肥が畑に届きました。その量、4トンダンプ1台ぶん。
畑の中に、2箇所に分けて置いてくれました。

畑に置かれた牛糞半熟堆肥4トンぶん

堆肥の山に近づいてみると、こんな感じです。

牛糞堆肥の山に近づいてみた

「半熟」堆肥と聞いていたので半分ウンチっぽい状態なのかなと想像していたのですが、見た目の印象としてホームセンターに売られている腐葉土のよう。そして匂いは針葉樹林のような、さわやかなツーンとした感じ。決してウンチの臭いではありません。
小学生のころ、こんな山積みされた腐葉土っぽい土の中にカブトムシの幼虫やサナギが沢山住んでいて捕りに行った記憶があるのですが、あれは誰かが置いていた堆肥の山だったんだなーと30年かけて知ることになりました。

トラクターにローダを付けて堆肥を持ち上げる

いつものトラクターにブルドーザのような作業機を取り付けてもらい、堆肥をまんべんなく撒いてゆきます。
この作業機は「ローダ」というらしく、運転席に設置されたローダ用のレバーで昇降と爪の確度をうまく調整しながら操作するのですが、堆肥をすくい上げるにはローダの位置を見ながらトラクターを前後させなければならず、慣れるまではなかなか難しいもの。でも過去にフォークリフトを運転した経験があり、荷物をすくい上げる考え方がローダと似ているので、少しの操作でコツを掴めました。

ローダで畑にばら撒かれた堆肥

満遍なく堆肥を撒いたあとは、トラクターで土中に混ぜ込んでゆきます。

堆肥を混ぜ込んだ土

これで牛糞の半熟堆肥を畑に混ぜ込む作業は終了です。
注意事項として、ローダを高く上げた状態でトラクターを動かすと、重心が高い位置になっていためトラクターが左右に大きく揺れてしまい、簡単に横転事故に発展してしまいます。僕もこの作業中に何度かヒヤッとしましたので、運転に慣れない方はご注意くださいね。

さて、この牛糞の半熟堆肥の値段ですが、4トンで約8000円でした。
単純に計算すると、
1トンあたり2000円。
100kgあたり200円。
10kgあたり20円。
1kgあたり2円という計算になりますね。
トン単位で堆肥を必要とする場合、ホームセンターで1袋ずつ買うよりもずっとお得!
今回は半熟堆肥なのでこの値段でしたが、完熟となると少々お高くなるそうですよ。

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