井戸ポンプのエンジンが故障!原因は点火プラグの劣化。QP-207

井戸ポンプのエンジン 農作業記録
農作業記録
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井戸ポンプの連続故障に見舞われる

カボチャの播種が終わって、さあ水撒きするぞ!と井戸ポンプのエンジンを始動しようとしたそのとき…。「ブチッ」とスタータのロープが切れてしまいました。
このようなトラブルはよくある事で、スタータロープの交換はもう5回以上は経験しています。なので10分ほどで紐の交換は終了。はじめての時は準備諸々を含めて2時間ぐらいかかってましたよ(汗)

QP-207スタータロープはこれで代用

スタータロープはカインズホームのコレで代用。「強くて腐らず、伸びにくい!」と書かれていますが、摩擦には弱いです。エンジンスタータはロープをガンガン引っ張るので摩擦係数が高く、正直コレはスタータロープとしては向いていません。

話題をエンジン始動のことに戻して…。
今回は様子が違いました。スタータロープを交換してもエンジンが始動しない!100回以上スタータロープを引っ張ってもブルンと言ってくれないのです。
しまいには先ほど交換したばかりのロープが切れてしまい、また新たにロープ交換をおこなうという2度手間まで発生。
まぁ応急的に使用しているこのロープが化繊製で切れやすいという事情もあるのですが…。

状況を分析してポンプの故障箇所を見極める

ポンプのエンジンが始動しなくなるという状況は今回が初めてであり、ちょっと戸惑ってしまいました。しかい大丈夫。落ち着いて考えれば何かしらの解決策は見えてきます。

(1) スタータロープを引っ張ってもエンジンはかからないが、エンジン周辺にガソリンが気化した臭いが充満していること。
(2) 点火プラグを抜いてスタータロープを引くと、シリンダ内からボボボと風を感じ、そこからガソリンの臭いを感じたこと。
(3) 点火プラグのコードを持ってスタータロープを引くと、ビビビっと手首が痙攣するような感覚。つまり感電していること。

上記3つの状況を見るからに、ガソリンはシリンダ内に送られ気化は成功しているが、それをうまく燃やせていないのだろうという1つの可能性に行き着きました。
さっそく点火プラグを抜き取って、近所のカインズホームで同型の物を購入。井戸ポンプにコレを差すことで無事エンジンの始動ができました。畑の近所にホームセンターがあるのちょうべんり!

井戸ポンプのエンジン、点火プラグを交換
もしこれで始動できなかった場合は、井戸からエンジンを取り出し、修理屋さんに持って行くという大変な作業が控えていたので、部品交換だけで問題解決ができたことにホッとしています。

ポンプの修理が終了し無事に井戸水を吸い出せた

ポンプQP-207(MITSUBISHI 4.0HP GT400)、点火プラグを交換するときの注意点

プラグレンチを使用すれば点火プラグの抜き差しは簡単で、僕のようなメカいぢり初心者でも何となくな知識で交換することができます。
故障した点火プラグには「BPR6HS」という品番っぽい物が書かれていたので、これをヒントに新しい点火プラグを探しに行くのも良いですが、ちゃんと実物を持ってお店に行くことをオススメします。
点火プラグなのでカー用品コーナーにあるのかな?と思っていましたが、実際には農業用品コーナーにありました。刈払機や2スト用ガソリンが陳列されている近くにあると思うので、それらを目印に探してみることをオススメします。
そして何度も言いますが、故障した部品の現物は必ず店舗に持っていくこと。「コレちょーだい」って言うだけですぐに対応してもらえますから。場合によっては古い部品を処分してくれることもありますからね♪

QP-207 点火プラグの品番

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