ほぼ放任で栽培したエダマメを収獲

無農薬でも鈴なりのエダマメ 農作業記録
農作業記録
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はじめてのエダマメ栽培。ベランダで育苗し徒長気味になった苗を畑に定植してきた前回の記事。

定植後は根が活着するまで毎朝水撒きをして、乾燥状態にならないよう気をつけます。
1週間もすれば根が活着するであろうと勝手に予想し、それ以降は水撒きをせず雨水だけで育ててゆきます。

エダマメにハダニ?無農薬での対応

ハダニの影響が出てきた?エダマメの葉

苗の定植から1週間ほど経ったころ、葉に黄色い部分がポツリポツリと発生し、枯れが出てきました。もしかしてハダニ?と浅い知識から判断。
その理由として、沖縄では冬にジャガイモを栽培するのですが、そのジャガイモ畑でもあちこちにハダニが発生し、葉や茎が黄色く変色し、その後地上部がすべて枯れてしまっている場所が見受けられたからです。

ハダニはコーヒーで退治できるとの情報がインターネットにあったので実践してみます。
粉末のインスタントコーヒーを使用し、普段飲むブラックコーヒーよりも濃い目に溶かしたものを、500mlのスプレーボトルに充填。葉の裏表にまんべんなく広がるよう噴霧しました。

エダマメのハダニとカタツムリ対策にコーヒーを噴霧

1回の噴霧で数日間様子を見ていましたが、葉の黄化や枯れはピタリと無くなり、元気に成長を続けました。
ハダニには濃い目のコーヒーを噴霧すると効き目が期待できます。

カタツムリによるエダマメ葉の食害

エダマメの葉がカタツムリの食害にあう

ハダニの影響が去り安心していたところに、カタツムリによる葉の食害が発生しました。
この畑にはもともとカタツムリが多く住んでいて、去年も多く発生していました。葉の中から端からモリモリと食べ、ちょっと固い葉脈の部分だけを残してゆきます。

カタツムリはカフェインが苦手のようなので、もしかするとコーヒーに含まれるカフェインで撃退できるかな?と期待しました。
しかしカタツムリに有効なカフェイン濃度は、飲用コーヒーを濃いめで溶いたぐらいでは到底足りないようです。
濃いめのコーヒーを噴霧しても、カタツムリは逃げる様子もありません。今シーズンは捕獲してゆくしかなさそうですね…。

カタツムリを、ペットボトル捕獲器で集める

無農薬エダマメを無事に収獲

無農薬でも鈴なりのエダマメ

はじめてのエダマメ栽培。発芽・育苗から問題が続出していましたが、無事に収獲まで成長させることができました。
播種から収獲までのスケジュールは

  • 2017年03月16日 育苗ポットに播種
  • 2017年03月20日 発芽のはじまり
  • 2017年03月23日 発芽が出揃う
  • 2017年03月30日 畑へ定植。株間30cm
  • 2017年04月07日 ハダニ?の発生
  • 2017年04月08日 濃い目のコーヒーを噴霧
  • 2017年04月16日 カタツムリの食害発生し捕獲の開始。いつのまにか開花が終わっていて、マメの小さな房が出来ていた
  • 2017年05月18日 カタツムリの捕獲が追いつかない。濃いめのコーヒーを噴霧。
  • 2017年05月20日 大きさが高さ20cmほどに成長
  • 2017年05月24日 エダマメ全量収獲

泥付きだけど収獲できた無農薬エダマメ

カタツムリ対策にコーヒーの搾りかすが良いかも

先にも書きましたが、カタツムリやナメクジはカフェインが嫌い。しかしコーヒーの噴霧ではカフェイン濃度が低くて全く効き目がありません。
この場合、エダマメの株まわりにコーヒー豆の搾りかすを撒くと良いらしいです。
コーヒー豆に残るカフェインがカタツムリやナメクジの忌避に効果があるみたいなのですが、コーヒー豆は酸性質らしく土壌のphにも影響するので、撒きすぎには注意が必要みたいですよー。

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