緑ズッキーニの栽培を開始
最近はカボチャのことばかり記事にしていますが、ズッキーニの栽培を開始しています。
品種はトキタ種苗(株)のダイヤ交配TSX-710Z で、緑色のズッキーニが結実します。
まだ新品種なのでしょうか、機械の型式番号みたいな名称で馴染み深いものではありませんが、ある特定のウィルス病への耐性を持っているとのことで、この品種を選びました。
TSX-710Z ダイヤ交配 トキタ種苗(株)
トキタ種苗(株) ダイヤ交配TSX-710Z
100粒入りで1836円
発芽率は80%との事ですが、今回ぼくが栽培した場合、発芽率は60%ほどでした。
播種時の気温や地温が影響しているのかもしれませんね。
ズッキーニの発芽は6日、開花は63日
2016年12月下旬に播種。その頃の沖縄の気象条件は、例年で
最高気温:21.2℃
平均気温:18.7℃
最低気温:16.3℃
降水量:102.8ml
畝幅100cm、株間100cm で直播きしました。
こちらが播種から6日で発芽したズッキーニの芽。まわりにはヘアリーベッチの若芽も生えてきています。
今回のズッキーニ栽培も、例のごとくヘアリーベッチとの混植で挑戦してゆきます。その理由はグリーンマルチ効果と土壌中の窒素分の固定化を期待してのことから。
今までもヘアリーベッチを飼いならすべく色々と挑戦しては失敗を繰り返していますが、このじゃじゃ馬を乗りこなすことができれば結構な労力削減が期待できるであろうと企んでのことなのです。
播種から63日で開花したズッキーニ。ヘアリーベッチのモジャモジャに埋もれかけています。
このまま埋もれさせては株元の通気が悪くなり、うどん粉病やさび病などのカビ菌を原因とする病気に感染しやすくなるので、きちんと管理する必要があります。
ズッキーニの株元を除草して通気性を確保
過去にカボチャを栽培したとき、株元の通気性を確保できずにうどん粉病が蔓延した経緯がありましたよね。
これの二の舞いにならないよう株元はしっかり除草しつつも、ヘアリーベッチのグリーンマルチとしての利用を並行しておこなってゆきたいのです。
なので株元の除草をおこなってゆきます。
ヘアリーベッチを引き抜き、土を露出させます。あまり広範囲を除草すると、雨の日に土の跳ね返りが葉や実に付着し病気の原因になってしまうので、適度な範囲の除草を心掛けます。
右に見える竹の棒は、ズッキーニ栽培に必要な支柱です。竹素材を支柱に選んだ理由は、いつかは土に還ってくれるから。石油製品の素材だとこうはゆきませんから。
上の写真をよく見ると既にうどん粉病が発症しちゃっています。
これから鶏糞や液肥を施肥し、作物に抵抗力をつけてもらわなければなりません。