ツルボケしたサツマイモを片付ける
ツルボケしたサツマイモ領域。このまま生やしておいても場所を遊ばせてしまうだけなので、次の作物を植えるためにツルを全て刈り取りましょう。
この領域はマルチで覆っているので、このマルチを除去する必要があります。しかしマルチの上にはサツマイモのツルが茂っているので、まずはこのツルを根本から刈り取ってゆく必要がありますね。
今回のザックリとした作業手順は
(1) サツマイモのツルを刈り取り。
(2) マルチを除去。
(3) 刈り取ったツルを数日間乾燥。
(4) 乾燥させたツルを邪魔にならない場所へ移動。
です。
サツマイモのツルを刈り取って、マルチが出てきました。
マルチで覆っていない部分はイネ科の雑草がヒザ-モモの高さまで茂っていますが、さすがマルチ部分は雑草が抑制できていますね。しかしジャーガル土でのサツマイモ栽培では、マルチは保湿力が強すぎるかも知れません。
この保湿力の強さが、サツマイモのツルボケの原因だと考えているからです。
刈り取ったサツマイモのツルを数日間乾燥させる
サツマイモのツルは繊維質が多いので、このまま置いておくとトラクターを入れた際にロータに絡まって作業に支障をきたします。
邪魔にならない別の場所に移動する必要があるのですが、このまま持ち運ぶには水分を多く含んでいて重いので、数日間ここで乾燥させてからツルを移動しましょうね。乾燥させないと本当に重いです(汗)
数日後、乾燥させたツルを邪魔にならない場所に集約しました。大きな獅子舞1頭ぶんほどの山ができました。重量にしておおよそ300kgほどでしょうか。
これを発酵させて植物性堆肥を作ってみても面白いかも知れませんね。
トラクターを迎え入れる準備が整った
さあトラクターを迎え入れる準備が整いました。トラクターの運転は農作業の中で一番好きな工程である反面、横転等の事故を起こさないために最も注意すべき作業でもあります。
トラクター作業は単純にも見えますが、運転が意外と難しいうえに耕耘時の圃場でのルート設定を上手におこなわないと、畑の表面がタイヤ痕で凸凹になったり畦がガタガタな形になったりと、後々になって悪影響が出てきます。ちなみに僕はルート設定が苦手で、いつも場当たり的な対応をしてしまうのですが…。
サツマイモのツルは後処理が大変ですが、粉砕機やハンマーナイフモアがあれば細かく砕いて土壌に鋤き込むことができますね。数年内には農業で収益を上げて、このような機材を導入したいなと考えています。
焦らずのんびり頑張ろう。